下町のなつかしい味・富士宮焼そば
   近年流行しているご当地グルメの中でも、先駆的な存在として全国的に知れ渡っていった「富士宮やきそば」。食による町おこしとしての地域活性にも一役かい、マスメディアからも注目されている偉大なやきそばだったりもします。
 TV放映されたB級グルメの祭典『B1グランプリ』で「富士宮やきそば」が二度のグランプリを獲得するなど、流行だけでは終わらない確たる独自性と味を持っている食品だと言っても過言ではないかもしれません。
 ぱっと見ただけでは全国的に一般的なやきそばとなんら変わらないようにも見えますが、一口食べればその違いは歴然。コシが強く噛み応えのある麺に、肉かすやイワシの削り粉を入れたやきそばは富士宮でしか味わえない独特の味。一度食べたらまさにやみつきになること間違いなし!

静岡新聞社アットエス「富士宮やきそば特集」より
 「富士宮やきそば」の特徴は、コシの強い麺と、ラードを絞った後の“肉かす”を加える独特の味付け。
戦後の復興期、「洋食やさん」と呼ばれていたやきそば・お好み焼き店が数多くあり、特徴あるやきそばは、当時から市民に親しまれてきた味だった。
 麺を蒸した後、もう一度茹でて仕上げる一般的な焼きそばの製造方法と違い、蒸した麺を強制的に冷し、油で表面をコーティング、含まれる水分が少なく、コシの強い噛み応えのある麺に仕上がる。名前も「蒸しめん」で通っている。


焼そばは風水なのだ
 
 
五行の相生  
 つとに有名になった、「富士宮のヤキソバ」だが、これは風水滴に極めて良い食べ物で、食べる人は「開運・金運・恋愛運」上昇うけあいなのは知っていますか。
<ヤキソバが開運になる理由>
 まず、その説明をしよう。図は「五行図」と言う。木は燃えて火になり、火は灰(土)となる。土の中から金属が採れ、金属は冷すと水を呼び、水は吸われて木になる・・・。この循環を「五行の相生」という。つぎを生んでいくというわけだ。その木火土金水の五行は、それぞ青赤黄白黒の五色であらわされる。これがすべて「風水の根源」なのだが、さて、この「ヤキソバ」は色が黄色だから風水では「土の気」になる。土は金を生むから、ヤキソバを食べれば食べるほど金運が良くなるということになる。
 週刊誌などで「黄色の財布を持つと金がたまる。」と言っているのも同じ原理である。しかも焼くための鉄板は金の気、それに水(水の気)を加え、キャベツ(木の気)が加わり、火の気の火で料理される。これは五行全てが加わっていることに他ならない。
 五色完備でもある。金の気を象徴するのは白いブタ肉、黒は鉄板、青色はもちろんキャベツ、赤は紅生姜であって、全て揃っているわけだ。この五行完備なものは、開運、金運、恋愛運、の上昇を保証するから、なんと「ヤキソバ」は「風水開運の食べ物」ということになる。
 幸運をつかみたい人は富士宮のヤキソバを食べればいいとはなんとも嬉しいことではないか。
  (静岡県立大学教授・高木桂蔵氏〜観光協会だよりより〜)